「私」と「あなた」の間

対人援助,生死,苦しみ,答えの無い問いに対しどのように考えるかを発信していきます。

考え方の視点を変える

私たちは時に壮大な問いを持つことがあります。

 

私の生きる意味って何?

私の人生って何のためにあるの?

私って世の中に必要なの?

 

これらは正解の無い問いです。

考えても簡単に納得のいく答えは見つからないものです。

ではどうするか?

考え方の視点を変えてみましょう。

 

私の生きる意味は何?

↓(変換)

なぜ私は生きる意味は何?と考えるのか?

 

こうすると,見えるのもが変わってくると思います。

最近のことを振り返って,何か嫌なことがあった,苦しい思いをした,悲しい出来事があったなどなど。きっかけとなったものが出てくるかもしれません。

それを見つめ直すことで,その時は気づけなかったことや新たな発見があるのではないでしょうか。

 

【参考文献】梶谷真司(著):考えるとはどういうことか.幻冬舎新書

答えの無い問題

どう生きるか?

どの治療を選ぶか?

どこで過ごすか?

 

これらは唯一の答えが無い問題です。

そして,今の世の中は「答えの無い問題」だらけのように思います。

れでも多くの人は,二者択一のような白黒つけるような考えに陥りがちなように感じます。また,マニュアルやハウツー関連の情報も増え,考えなくても直感的に理解できるものが流行るようにも感じています。自分で考えなくても済むような情報は増える一方で,多様化する社会では答えの無い問題が増えていきます。

そして,医療・介護の現場はその最たるものの一つかと思います。そんな問題が日常茶飯事にも関わらず,そこで働く人も治療や介護を受ける人も,「答えの無い問いの考え方」を教わっていないように思います。

コミュニケーションをとり,相手の意見を尊重することは重要視されてきました。しかし葛藤がある,納得できない,モヤモヤする。そのような中でを知ること」だと思っています。それは,支援する側だけではなく,支援を受ける側も考えていかねばならないことかと思っています

 

以上のことを中心に情報発信をしていきます。

ブログを拝見された皆様と共に考えていければと思います。